9月8日 (日) 説教「人類みな兄弟姉妹」よりショートメッセージ

2019年9月10日説教

ルカ福音書14章26節では、「父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない。」とイエスは言われます。「えっ、イエスさまってこんな厳しいこと言われるなんて」と思われるかもしれません。 家族や自分の命さえも「憎め」とはいったいどういうことなのでしょうか? 聖書全体のストーリとして、一番大切なものは、わたしたち人類が生きることのできる環境を創造し、また維持し続けてくださってきている全知全能なる神を愛することです。しかし、その神様をどこかそっぽにおいてしまって、自分の家族や自分の命だけを愛しすぎていたら、それは問題で、イエス様が言われることもわかってくるように思うのです。 そして、全知全能の神は、創られたものすべての民を、人種、文化、時代を超えて愛しておられ、そして天国へと招いてくださっています。 その全知全能のわたしたちの創り主にあって、わたしたちは、自分だけの家族だけではなく、身近な家族を超えて、全人類と、みな兄弟姉妹であることを覚えたいと思います。