6月7日(日) 三位一体主日の聖書箇所よりショートメッセージ「主イエスと共に」

2020年6月13日説教

福音書 マタイ 28:16~20
16さて、十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。 17そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた。 18イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。 19だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼(バプテスマ)を授け、 20あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」

ショートメッセージ:「父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、」とあるが、この「名によって」とは何でしょうか? これはオノマというギリシャ語だが、訳されている通り「名」という意味もあるがつきつめていくと、「実体」「出現」「いのち」という意味を持ってきます。そして「洗礼」(バプテスマ)とは「浸る」とか「沈む」こと。イエスは世界中の人々が「父と子と聖霊の名によって洗礼を授かるように」命令を下していたことは、「父なる神と子イエスと神の息なる聖霊なるすべての創造主なる神のいのちに浸る」ようにということ。 それは全治全能の神が共にいるようになることです。 

洗礼を受けたあと起こることとして、だんだん自分で考えたり行動したりしていることが、それが共にいてくださるイエスの考え、行動になっていきます。 自分で気づくかどうかは定かではないですが、主語はともにいてくださるイエスになって行動するようになってきます。 車の運転にたとえていうなら、自分の人生を自分が運転手となって人生の旅路を歩んでいると思ったら、気づくと運転手はイエスで、自分は車であったことに気づかされれるような面があります。 主が共に歩んでくださっています。 どんな世界が訪れようが、新型コロナでどんな変化が起ころうが、恐れず、主とイエスと共に歩んでまいりましょう。