11月29日(日) 聖書箇所からショートメッセージ「滅びぬ言葉」
マルコによる福音書 13章24~32節 : 24「それらの日には、このような苦難の後、太陽は暗くなり、月は光を放たず、25星は空から落ち、天体は揺り動かされる。26そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。 27そのとき、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」28「いちじくの木から教えを学びなさい。枝が柔らかくなり、葉が伸びると、夏の近づいたことが分かる。 29それと同じように、あなたがたは、これらのことが起こるのを見たら、人の子が戸口に近づいていると悟りなさい。 30はっきり言っておく。これらのことがみな起こるまでは、この時代は決して滅びない。 31天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」
ショートメッセージ: 待降節に入りました。キリスト教の暦としては新しい年ではありますが、そのはじまりは、先週のテーマと同じ終末についての聖書箇所が選ばれています。イエスは、「太陽が暗くなり、月はもう光を放てなくなり、星が空から落ちてくる時代が起こって、すると天地が滅びる時代は来る」とは言われています。 でも、天地が滅びるのに、「わたしの言葉は滅びない」とおっしゃいます。 イエスの言葉、それは聖書に書かれていること、それはわたしたちにも永遠の命が与えられること、それは天地が滅びても、イエスの愛がわたしたちにずっと注がれ続けること、この世の命が終わろうとも永遠の命に授かり続ける、喜びがあります。 なにが起ころうと、神の愛がともにあることを覚えて、このコロナ時代も、日々喜んで、年末年始を過ごしたいと思います。