1月7日(日) 「イエスも受洗」福音ショートメッセージ

2024年1月12日お知らせ, 説教

マルコ1章4~11節: 4洗礼者ヨハネが荒れ野に現れて、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。 5ユダヤの全地方とエルサレムの住民は皆、ヨハネのもとに来て、罪を告白し、ヨルダン川で彼から洗礼を受けた。 6ヨハネはらくだの毛衣を着、腰に革の帯を締め、いなごと野蜜を食べていた。 7彼はこう宣べ伝えた。「わたしよりも優れた方が、後から来られる。わたしは、かがんでその方の履物のひもを解く値打ちもない。 8わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる。」
9そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来て、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。 10水の中から上がるとすぐ、天が裂けて“霊”が鳩のように御自分に降って来るのを、御覧になった。 11すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。

☆クリスマスの主の降誕の様子は、マタイとルカによる福音書にだけ記述されています。しかし、主の洗礼に関わる記述は、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四つの福音書すべてに記述があります。☆主の降誕に合わせて、世間ではクリスマスセールだったりコンサートだったり、誰の誕生を記念しているのかわからないようなイベントも多くあります。☆それに比べ主の洗礼については、世間は知らんぷりしているような感じもします。☆しかし、主の洗礼はとても意味があります。なにせ主イエスが誰かに洗礼を授ける様子が記述されているのではなく、受けている様子なのです。☆主の洗礼は、私たちの受ける洗礼と深く結びついている出来事と言って良いでしょう。(安達均)