4月7日(日) 説教題「信じる者は幸い」 福音ショートメッセージ
ヨハネによる福音書20:19~31 ☆本日与えられた福音書では、トマス以外の弟子たちはイエスを見て復活を信じることができましたが、トマスはなぜか別行動をとっており、最初はイエスを見ませんでした。☆そして、トマスは「私は決して信じない。」と言い張ったのです。☆ところが、その一週間後には、トマスが他の弟子たちといっしょにいる時に、イエスは再度現れてくださり、同じように「あなたがたに平和があるように」と語ってくださるのです。そして特にトマスに向かって「見ないのに信じる人は、幸いである。」と語られるのです。☆この言葉は、後のイエス昇天後に、この世に生きるものにとって、すばらしい言葉を残してくださっていると思うのです。主イエスは、十字架刑にかかることになるご自分を見て、逃げていってしまったような弟子たちでさえ赦し、償ってくださる主イエスという神の存在です。そのような神を、私たちはたとえ見ることがなくても、信じることがどれだけ幸いなことであるかに気づかされるのです。信じる幸いとは、神の力をいただいて、たとえ試練の連続でさまようような人生だとしても、主が共にいてくださり豊かな人生であることに気ずかされるのです。(安達均)