9月15日(日) 「99匹の羊たちよ」よりショートメッセージ

説教

ルカ15章は有名なたとえ話が続いている。 100匹の中で1匹の羊が迷う。10枚の銀貨のうち1枚が無くなる。二人の息子の一人が放蕩息子に。 悔い改めなければならないものの確率が百分の一、十分の一、二分の一と、1%、10%、50%とあがって行く。最後の放蕩息子の話は兄だって悔い改めが必要であり、この連続した三つのたとえ話は、99匹の今は悔い改めが必要のないと思っている者すらも、迷って、父なる神に背き、悔い改めが必要になることを物語っているように思う。神の前に悔い改めが必要のない者はいない。それでも、迷子になるものを、それも銀貨のようになにも話しをしない者、会話にならない者をも、徹底的に愛し、探し求め、赦してくださる。そして神が良しとする道に導いてくださっているいつくしみ深き愛を、いま悔い改める必要が無いと思っている99匹にわかって欲しいと、神が語りかけてくる。