1月5日の聖書箇所よりショートメッセージ「更なる恵み」
ヨハネ福音書1章16節： わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。
ショートメッセージ： 上記の「この方」とは2020年前に人間の肉体を持って生まれたイエスさまのことです。 そのお方によって、「恵みの上に、更に恵みを受けた。」と聖書記者ヨハネは伝えています。 最初からあった「恵み」と、「更に恵み」っていったいどういうことでしょう。
キリスト教会では旧約聖書という呼び方をしてますが、イエスキリストが生まれる前に顕されていたヘブライ語聖書があります。この聖書をじっくり読むとき、恵みに満ちた、創造主から被造物である人類に対する涙が出てくるような愛がちりばめられていたことに気づかされます。
そして主イエスが肉体を持って生まれて、30数年の期間に人々の間に現われて、ヘブライ語聖書に顕されていた恵みの上に、さらなる恵みが顕されたのです。それはヘブライ語をしゃべっていたユダヤの人々だけではなく、異邦人といわれた人々にも神の愛が豊かに注がれていることがわかってきました。
上記のヨハネ福音書を含め、27の小冊子からなるギリシャ語（当時の地中海沿岸の共通言語ともいえるでしょう）で表された聖書（新約聖書と呼ばれてます)に、更なる恵みが顕されているといえるでしょう。