2月9日の聖書箇所よりショートメッセージ「千畳敷のど真ん中で」

2020年2月14日説教

「何事をするのでも堂々と千畳敷のど真ん中でやっているようなつもりでやりなさい。」という言葉、クリスチャンであり、晩年は戦後に新設された山梨大学学長をしていた私の祖父、安達禎が残してくれた言葉です。 この言葉が大きな影響を及ぼし、大村智氏はノーベル賞をとってしまうような細菌研究をされることになったようです。大村氏の書かれた記事などから知りました。

お断りしたいのですが、私は祖父の自慢話などをするために、このエピソードを書いているのではありません。神を畏れ敬うためにここに書きたいのです。なぜなら祖父がなぜそんな言葉を語っていたかというと、そのルーツは、今週の聖書の箇所にある、「山の上にある家は隠れられない」とか「あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。」という言葉にあったと思うのです。

目には見えませんが、聖書の言葉は、神の聖霊の働きの中で大きく働き、人々に大きな影響を及ぼしていることを覚えます。そして根本から人間に恵みを与えてくださっている創造主なる神を畏れ敬い、ほめたたえたいと思うのです。

いま、新型コロナウィルスが発生して世界的な脅威になっていますが、本当に怖いことは、創造主を畏れることなく、忘れてしまい、崇めなくなってしまうことです。すべてを創られる創造主を畏れることこそ、知恵のはじまりであると聖書は伝えています。