3月17日(日) 説教題「一粒の麦」 福音ショートメッセージ

2024年3月24日お知らせ, 説教

ヨハネによる福音書12章20~33節 ☆今、わたしは心騒ぐ。何と言おうか。『父よ、わたしをこの時から救ってください』と言おうか。しかし、わたしはまさにこの時のために来たのだ。
「ヨハネ福音書のゲツセマネの祈り」と呼ばれるイエスさまのこの言葉、祈り。見ようによって、神の御子がこのような「弱音を吐く」ことに驚きも与えられます。☆イエスさまは間もなく殺されます。殺されること、死ぬことがやっぱり怖いのか・・・。いえ、罪人のために罪なき神の御子が死に渡されることの不条理こそが重すぎることなのではないでしょうか。☆「私たちの罪のためにイエスさまが十字架にかかられた」ということが、まるで条文のように繰り返される中で、その重みを忘れてしまうことがあります。イエスさまのこの祈りを思いつつ、改めて私たちの罪、その贖いのみわざを思い起こしたいものです。(角本浩)